「龍が如くスタジオ」発足記者発表会の後半は『バイナリー ドメイン』と『龍が如く5』に関する最新情報が公開されました。『バイナリー ドメイン』は、『龍が如く』を手掛けるスタッフによる新作ゲーム。2080年の東京を舞台に、命をテーマとした人間ドラマを描きます。本日はカタカナ表記のロゴが公開されました。また、本作は音声認識に対応。マイクデバイスで入力することで返答してくれるゲームシステムになっています。さらに、仲間の音声はフルボイス。仲間のコミュニケーションを大事にしている作品になっています。キャスティングは『龍が如く』同様、豪華俳優陣を起用。あわせてこちらのキャストも明らかとなりました。・黒澤役:北村一輝さん・フィリップス(HQ)役:遠藤憲一さん・ユキ役:武井咲さん・天田洋二役:竹中直人さん・三船役:松方弘樹さんよくよく見ると、『龍が如く』シリーズに出演したことがある人が殆どであることがわかります。名越氏はこの点についてもこだわっており、「武井さん以外は、過去になんらかで『龍が如く』に関わったことがある人をチョイスしました。今でもエネルギーを与えてくれる皆さんにもう一度一緒に仕事をさせていただかったと思い今回お願いしました」と語ります。言うならば「今回は『龍が如く』オールスター的なノリ」でキャスティングを決めたと説明する名越氏。「龍が如くスタジオ」新規IPタイトルについてのコダワリはこういう所でも表れているのがわかりますね。最後に佐藤ディレクターは東京ゲームショウに関する情報も公開。「TGSでは最新映像も上映し、30台プレイアブルな状態で出展します」とのこと。さらに本作の特徴である音声入力が楽しめるようです。こちらも要チェックです。『バイナリー ドメイン』は、2012年2月発売予定で価格は未定です。そして、『龍が如く5』が正式発表されました。『龍が如く OF THE END』でシリーズは終わってしまうのか?という意見を死ぬほどたくさん寄せられたと語る名越氏。「いったんやめることは嘘ではありません。ただナンバリングがつく以上、新しい設計に。生まれ変わる段階まで革新持てるまで発表出来ませんでした」とし、「スタジオを立ち上げる際に無理やり発表したわけではありません」と念を押します。もし『龍が如く』の新作を作るとしたら、どうすればユーザーの期待を超えるものはずっと名越氏考えており、「本日言った以上、今後言えることがあれば続報は出していきたい」と、プロジェクトがスタートしたことのみ本日伝えました。最後に名越氏は「今日紹介したように、複数タイトルが同時に動いています。我々は何の為に仕事しているかと言うと、ゲームファンのためですし、これが変わることは全くありません。ゲームというのはいま色んな形で変換期を迎えています。国内国外、マーケット含め、色々考えなくてはいけないことは山積みだと思います。クリエイターがどういう形で一番いいものが出来るかは、情熱あってこと成り立つものだと思います。また、龍が如くスタジオのロゴが付いている商品は、こういうことを一生懸命考えた連中が作ったものなんだな!と一目で思える日が来るよう精進して参ります」とメッセージを残し、龍が如くスタジオ発足説明会の幕を下ろしました。『龍が如く5』の発売時期やハードについては未定。今後の「龍が如くスタジオ」に期待しましょう。
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