ソーシャルゲームのgumiは、創業期からのメンバーで取締役CTOを務める堀内康弘氏が29日付で退任する人事を発表しました。これに合わせてCNETでは堀内氏とCEOの國光宏尚氏へのインタビューが掲載されています。記事で堀内氏は「gumiが成長して自分のエンジニアとしての役割が終わりに近づいてきてしまったと感じています」と退任の理由を説明。企業成長に伴い、現場ではなくマネジメントの比率が高まっていったということのようです。ゲームに限らず企業の成長ステージによって求められる人物像は変わっていきます。いちエンジニアとして業界を良くする為の活動を行いたいと堀内氏は語っていますが、同じインタビューに國光氏も登場しているということは前向きな形で次に進むということのようです。國光氏によればgumiは現在170人ほどで、年内には500人規模に拡大し世界と戦っていきたいとのこと。大型の調達を行い、人材獲得の為の買収も行なっているgumi。上場も視野に入れながら新しいステージを目指す事になります。
新作『エルゴスム』で問われるgumiの真価―トークン評価益で収益化も、サービス品質との両立が試金石【ゲーム企業の決算を読む】 2025.1.8 Wed gumiが注力しているブロックチェーン事業が収益化のフェーズに…