Bloombergの報道によると、フランスの大手メディア企業ビベンディが、子会社である米国ゲームメーカー、アクティビジョン・ブリザードの売却に本格的に乗り出したそうです。この報道は数週間前にもなされていましたが、新たに匿名の関係者がBloombergに提供した情報から、アクティビジョン・ブリザードの全株式のうち61%を保有するビベンディは、81億ドル(6月30日現在日本円でおよそ6,469億円)で買い手を探す決断をしたとのこと。ビベンディはここ9年間近くで株価が下降し、会長兼最高経営責任者のJean-Rene Fourtou氏は、投資家から企業の建て直しを迫られている状況。仮にアクティビジョン・ブリザードに買い手がつかなかった場合、株式上場も検討しているとのこと。アクティビジョン・ブリザードは、『World of Warcraft』や『Call of Duty』フランチャイズの成功により、現在米国で最大手のゲームパブリッシャーに位置しますが、業界のソーシャルメディア移行の影響などで買い手は簡単に見つからないといった指摘もあります。これら報道内容に関して両企業からのコメントは発表されていません。
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