米国の消費者関連ウェブサイト"Consumerist"が実施している「Worst Company in America 2013」の投票において、エレクトロニック・アーツがバンク・オブ・アメリカを破り、2年連続で「アメリカ最悪企業」の称号を獲得しました。その他のノミネート企業は、AT&T、AIG、BP
米国の消費者関連ウェブサイト"Consumerist"が実施している「Worst Company in America 2013」の投票において、エレクトロニック・アーツがバンク・オブ・アメリカを破り、2年連続で「アメリカ最悪企業」の称号を獲得しました。その他のノミネート企業は、AT&T、AIG、BP、コムキャスト、ペイパル、ウォルマート、チケットマスター、フェイスブックなど。
具体的には『マスエフェクト3』『Dead Space 2』『Dragon Age 2』といった不十分なゲームをリリースしたり、先月から騒動が続いている『シムシティ』のようなシングルプレイのみでもインターネット接続を要求し、十分な処理が行われていない事を指摘。ユーザーサポートに関しても歴史的に低い評価がされていると述べています。
今回の発表に先立ち、エレクトロニック・アーツでCOOを務めるピーター・ムーア氏は自身のブログで「WE CAN DO BETTER」(もっと良くやれる)というエントリーを公開し、「全ての大企業と同じようにEAも完璧ではなく、一部の指摘は事実であると言うほかない」と反省の弁を綴り、「我々はヤンキースやマンチェスター・ユナイテッドのように"勝利"を宿命付けられた組織であり、成功も批判も多くを手に入れている」と心境を述べています。