米テキサス州グレープバインに本社を構える世界最大のビデオゲーム販売店、GameStopが今年6月1日をもってプレイステーション2の取り扱いを終了すると発表しました。流通を終えるのはプレイステーション2本体に加えて、専用ゲームソフト、関連する周辺機器にも及びます。しかしながらハードの買取りは終了するものの、在庫次第ではその後数ヵ月間は販売を続ける見込みとのことです。「この12年越しの古いシステム(PS2)は多くのゲーマーを虜にした人気ハードで、当店はこれまで他の追随を許さないPS2ソフトの品揃えを誇ってきました」とGameStopスポークスマンは述懐しています。しかし「それよりも今は来るべきプレイステーション4や他の新しいハードのために売り場を確保することが先決なのです」と言及し、この決定は将来へ向けての前向きな取り組みの一環であることを強く示唆しています。ゲーム小売店を“骨董品店”にしないためにも、今回のGameStopの発表はゲーム業界全体の利益を深く考慮した末の勇気ある決定といえるのかもしれません。
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