LINE株式会社のグローバル支援を行う子会社のLINE PLUS株式会社が、インドネシア最大手のオンラインゲームパブリッシャーKreon(クレオン)の子会社であるKreon Mobileと提携を行った。これにより今後メッセージングアプリ「LINE」のさらなるユーザー拡大を目指すとしている。Kreonは2007年4月にインドネシア・ジャカルタに設立されたゲームパブリッシャーで、インドネシアのオンラインゲーム市場において初めてゲームポータル「Gemscool」を立ち上げ、2012年には登録者数2500万人を達成した。2013年6月にはKreon Mobileを立ち上げ、モバイルゲームやアプリなどモバイル関連の様々な事業を展開している。今回の提携により、Kreon Mobileは自社ゲームをLINEのプラットフォームを通じて配信し、将来的には両社のチャネルを活用した幅広い共同マーケティングを展開することで、モバイルゲームユーザーの獲得及び長期的な観点からインドネシアの地方都市にまで両社の認知度を浸透させるとのこと。さらにKreonのネットカフェ加盟店2万6000店舗で流通しているプリペイドカードとLINEを連携させ、LINE内での決済を可能にしたり、LINEの公式アカウントやスタンプを活用した共同マーケティングを展開するなど、両社のシナジー効果が期待できる取り組みを積極的に行うという。Kreon Mobile代表 ソ・ジンソプのコメント:積極的かつ現地に根付いたマーケティングにより、インドネシアで最も速く成長しているメッセンジャーアプリLINEと協業することができて嬉しい。両社とも海外で先に成果を出した企業であり、海外市場での困難と大変さを互いによく理解しているので、協議は順調に進んだ」と話し、「当社の現地での運営ノウハウにLINEの確かな競争力が加わることで、相当な影響力が生まれることを期待している。両社のユーザー層とマーケティングチャネルなども相互に補完できる側面が多く、提携による効果が大きくなると判断している。LINE PLUS株式会社代表 慎ジュンホのコメント:インドネシアは世界で中国・インド・アメリカに続いて4番目に人口の多く、2.5億人もの人口を抱えている。モバイル端末の普及率も109%に達するなど、今後東南アジア地域においてモバイルゲーム及びメッセンジャーの中心になると見込まれている注目の市場」とし、「クレヨン モバイル社との協業により、より多くのユーザーにチャットやゲームを始めとするLINEの様々な魅力を伝えることができると期待している。
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