ディー・エヌ・エーは、平成26年3月期 第3四半期決算を発表しました。売上収益1415億4300万円(前年同期比 5.8%減)、営業利益435億500万円(前年同期比 25.8%減)、税引前利益454億1800万円(前年同期比 22.5%減)、四半期利益270億500万円(前年同期比 21.2%減)親会社の所有者に帰属する四半期利益261億6400万円(前年同期比 21.8%減)、四半期包括利益合計額313億700万円(前年同期比 13.1%減)となりました。平成26年3月末の国内スマートフォン契約数は、前年同月末比33%増の6,508万回線となると予測されており、普及が続いている状態です(株式会社インプレスR&D調べ)。また、世界的にもスマートフォンの普及が進んでいます。こうした状況の下、同社グループは、国内外の「Mobage(モバゲー)」で提供しているソーシャルゲームの利用拡大に注力しました。しかし、国内「Mobage」では、内製・協業タイトルの不振が要因となり、ゲーム内で使用される「モバコイン」の消費が低迷し、売上収益は前年同期比で減少するという結果になりました。費用面においては、国内外で積極的にゲームタイトルの強化を図っていること等により、売上原価、販売費及び一般管理費が増加したとのことです。ソーシャルメディア事業は、第3四半期の国内「Mobage」のモバコイン消費が、前年同期比11.1%減となっています。利用低迷の要因は、内製・協業タイトルから新たなヒット作を生み出せていないことと考え、ブラウザゲームとアプリゲームの両方で新規タイトルの提供を進めています。一方、海外「Mobage」のモバコイン消費は、前年同期比146%増となりました。また、ソーシャルメディア事業では、引き続き国内外で「Mobage」のゲーム関連売上収益の拡大を目指していきます。従来から利用が活発なユーザ層向けのものから、これまでのラインナップではとらえきれなかったユーザ層向けのライトなものまで幅広いジャンルを対象として、引き続き新規リリースを行い、ブラウザゲーム、アプリゲームの両方で、新規タイトルからヒット作を創出していくとのことです。EC事業では、総合ショッピングサイト「DeNAショッピング」(「auショッピングモール」を含む。)の第3四半期末の有料法人会員店舗数が4,623店(前年同期末比303店増)に増加しています。オークションサービスにおいては、オークションサイト「モバオク」(「auモバオク」を含む。)の第3四半期末の有料会員数が97万人(同7万人減)となりました。
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