CRI・ミドルウェアは、同社が提供するゲーム開発向け統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX2」および、ムービーミドルウェア「CRI Sofdec2」が、PS4と同時発売されたロンチタイトルへ採用されたと発表しました。今回採用となったタイトルは、セガの『龍が如く 維新!』とディースリー・パブリッシャーの『ドリームクラブ ホストガールオンステージ』です。『龍が如く 維新!』ではゲームの臨場感を高めるリッチなサウンド演出を実現したほか、PS4/PS3/PS Vitaへの多機種展開を支援。また『ドリームクラブ ホストガールオンステージ』では、シェア機能を考慮した音声切り替え機能をサポートしました。「CRI ADX2」では直感的かつ操作性に優れたサウンドオーサリングツールによる制作の効率化を可能としており、「CRI Sofdec2」では複数ムービーの同時再生やアルファ値付きの動画再生、テクスチャへの動画貼り込みといった特殊な再生も簡単に実現。また同社のミドルウェアは「OROCHI 3」「Unity」「Unreal Engine 4」といった各種ゲームエンジンにも対応しています。今後は「CRI Sofdec2」においてH.264のムービー再生も対応予定となっており、最新機種の性能を活かしたゲーム開発や効率的なクロスプラットフォーム開発をサポートしていくといいます。