Facebookが、フィンランド・ヘルシンキに拠点を置くモバイルデータ企業のPryteを買収した。金額や条件などの詳細は明らかにされていない。Pryteは2013年に設立されたばかりのスタートアップで、キャリア各社との協力のもとモバイルデータ通信をアプリごとに提供するサービスの開発を進めている。通常モバイルデータ通信の料金は固定額だが、Pryteのサービスは特定のアプリの利用に対して課金するもので、価格の問題で定額制データ通信が使えない人々にもアプリ利用の機会を提供することができる。Facebookは2013年8月に発展途上国にインターネットを普及させることを目指す団体「internet.org」を立ち上げており、今回の買収はその一環と思われる。なお、Facebookがフィンランドのスタートアップを買収するのは今年4月のProtoGeo買収に続きこれで2回目となる。
ソニーがKADOKAWAを買収協議中との報道―『エルデンリング』のフロム・ソフトウェアなど傘下企業にも注目、KADOKAWAは「当社として決定した事実はありません」とコメント 2024.11.19 Tue