ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、平成26年12月期 第2四半期決算を発表しました。事業環境について、国内市場におけるスマートフォンの普及が一段と進む中、スマートフォンゲームによる市場規模が国内だけではなく、海外へもその拡大が広がっているとする同社。中でも中国市場をはじめとした東南アジア地域における今後の成長に期待がもてることから、スマートフォン市場のさらなる拡大が見込まれるとしています。スマートフォン向けゲームでは、主力タイトルである『パズル&ドラゴンズ』が、引き続きGoogle PlayおよびAppStoreでの売上ランキング1位を継続。5月25日に開催した「ガンホーフェスティバル2014」の来場者数については、昨年を上回る31,022人を記録しています。また、「第2回パズドラジャパンカップ」や「第1回パズドラZドラゴンコロシアムカップ」を実施によって『パズル&ドラゴンズ』が、子供から大人まで幅広いユーザーに楽しまれる国民的ゲームへと成長していることを象徴したほか、「ドラゴンボール」や「聖闘士星矢」など有名IPとのコラボレーションを行うことで、ゲームの楽しさを広げ、より長期的なゲームへと発展するようゲームブランドの確立を目指しているとしています。そのほかにも、2月10日よりサービスを開始した『サモンズボード』は、4月1日に早くも100万ダウンロードを達成するなど、健闘を続けています。■連結経営成績 ()は前年同四半期増減率売上高:943億3300万円(26.4%)営業利益:537億7200万円(19.1%)経常利益:527億9400万円(16.5%)四半期純利益:320億9200万円(13.9%)■セグメント情報・PCオンライン事業売上高:33億6200万円セグメント利益:△3700万円・モバイルコンシューマ事業売上高:713億5900万円セグメント利益:458億800万円・四半期連結損益計算書計上額(※)売上高:746億2100万円セグメント利益:451億5400万円※セグメント利益は四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。ゲームコンテンツ市場において、ネットワーク化やマルチプラットフォーム化が進展し、ハードウェア毎の開発環境が類似する傾向となっています。このような変化対応するために、第1四半期連結累計期間より単一セグメントに変更された「PCオンライン事業」と「モバイルコンシューマ事業」において、「PCオンライン事業」が赤字となっていますが、累計では黒字となっています。同社の事業が、モバイルコンシューマを中心としている現状がうかがえます。『パズル&ドラゴンズ』の人気が留まることを知らず、ゲーム内外でのイベントが順調に行われたことが、今期決算の堅調な推移に結びついたと言えそうです。
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