AMDはVR用SDK(Software Development Kit)の「LiquidVR」を発表しました。AMD製グラフィックボードが必須の本SDKでは、トラッキングレイテンシーの改善やデバイス間の互換性、コンテンツクオリティの上昇が実現。シミュレーション、ゲーミング、エンターテインメント、学習、ソーシャルメディアまで様々な分野において全く新しいレベルで表現すると謳っています。特徴的な4つの機能が前面に打ち出されており、1. 非同期シェーダーでトラッキングレイテンシーを最小化2. マルチGPUでのスケーラブルなレンダリング3. Latest data latchでAPIのオーバーヘッドとレイテンシーを最小化4. Direct-to-displayでプラグアンドプレイでの手軽なVR体験で、より快適で高性能なVR体験が可能になるとしています。AMDのソフトウェアとハードウェアを同時に使用することで、トラッキングレイテンシーを10ms以下に抑えることが可能。よりリアルな表現と感覚を体験するのには重要な部分で、頭を回転させて追従するのに数msかかるのは、歪んで見えるのには充分過ぎる時間だ、と強調しています。本SDKを用いることで、低レイテンシーを実現し、遅延による3DVR酔いを防ぐことができます。また高解像度で100Hzの高いリフレッシュレートを維持するのは、マルチCPU/GPUを利用することで簡単になります。拡張しやすい動作環境を提供できるSDKが、この「LiquidVR」だとのことです。
GENDAは来期M&Aなしでも売上1.5倍の見通し、ゲームセンターから総合エンタメ企業へ進化するか【ゲーム企業の決算を読む】 2025.1.6 Mon ゲームセンター運営GENDAの急成長に拍車がかかっています。