オートデスクは、同社DCCツールとの連携を重視した新ゲームエンジン「Autodesk Stingray」を19日から月額5000円で販売開始すると発表しました。これは2014年に買収した「Bitsquid」をベースに開発されたもの。「Stingray」はアート制作からゲームエンジン上での動作までシームレスなワークフローを特徴として、3D素材の制作からエンジンへのインポート、プレビューやゲームプレイまで、オートデスクが提供するDCCツールとのライブ連携で手早く行う事が可能です。ゲームエンジンに求められる、高性能なレンダリングパイプライン、物理ベースのシェーディング、高度な パーティクル効果、ポストプロセスの VFX、ライトマップの焼き付け、高性能の反射システムなど機能面でも充実しています。ゲームロジックの作成には、視覚的なノードベースのスクリプトやLuaスクリプトなど多彩な手段が用意されていて、ゲーム開発の初心者から利用できる作りとなっています。また、エンジン自体のC++ソースコードも追加で購入可能だとのこと。さらに、オートデスクが提供するBeast、HumanIK、Navigation、Scaleform Studio(Scaleform をベースにした UI テクノロジー)、FBXをはじめ、Audiokinetic Wwise、NVIDIA PhysXといったソリューションをワンストップで提供します。現在のところ、iOS、Android、Windows、Oculus Rift、PS4、Xbox Oneなどのプラットフォームに対応しています。同社ではCEDEC 2015にてセッション「新しいゲームエンジン Autodesk Stingray の紹介 ~GDC2015でテクニカルプレビューを行ったゲームエンジンを日本初公開~」(8月26日 13:30~14:30)を実施するほか、ブースでも紹介する予定です。
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