本記事では、「女性」と「ゲーム文化」の複雑な関係を議論する海外フォーラムスレッド「No Girl Wins: 3 Ways Girls Unlearn Their Love of Gaming」を紹介。海外メディアBoingBoingに掲載されている同名記事をベースにしながら「ゲーム」と共に成長してきた女性達、そして「女性向けゲーム」の存在や市場展開について議論が交わされています。
「No Girl Wins: 3 Ways Girls Unlearn Their Love of Gaming」では、ライターJuliet Kahn氏と彼女の妹の実体験に基づいて「女子ゲーマー」の扱われ方に論じています。「男性ゲーマーのようにゲームを愛したい。それのどこが難しいのか?」とも題されている記事の中では、3つの「女性ゲーマーの茨の道」が例として挙げられています。バーチャルペット系タイトルやライフシミュレーション、「歩くだけのゲーム」といったジャンルが「女性向け」とされていることや、既に男性主体で形成されているゲーマーコミュニティーの中でセクシュアルハラスメント、そしてゲーム小売店やWebサイトにおける性的/暴力的な広告展開に注目していました。