アップルは、開発者向けにAppStoreで近日実施予定のアップデートを告知しました。柱となるのは自動継続のサブスクリプションモデルの全カテゴリへの適用と、ストア内の検索連動型広告の提供です。サブスクリプションモデルはこれまで一部のカテゴリのみで利用可能でしたが、今後はゲームを含む全てのカテゴリで利用可能となります。収益配分も1年目は他のモデルと同様のデベロッパー70%、アップル30%ですが、2年目以降はアップルの取り分が15%に減ります。ユーザーに長く使って貰えるアプリの開発が促進されそうです。サブスクリプションモデルのアプリでは地域毎の価格を調整できるようになります。地域によって異なるティアを設定することができます。また、自動継続のタームは年間、月間、週間、時間指定など複数を選択できるようになり、それぞれに価格差を持たせる事が出来ます。さらに提供開始後も価格変更が可能で、既存ユーザーに対しては以前の価格を継続する、などの施策も打てるようになります。検索連動型広告はストアの検索キーワードに応じて、結果の一番上に表示される広告をデベロッパーが出稿できる仕組みです。これまでストア内での訴求手段は限定的でしたが、今後は広告でユーザーにリーチする事も出来るようになります。夏から米国でβ版が提供予定です。
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