キングソフトは2024年9月5日、「子どものスマホ利用に関する意識調査」の結果を発表した。保護者は、フィルタリングの設定やスマホの利用制限の設定などの対策を行なっているが、それでも約2割が効果的に広告を避けられていないことがわかった。
「子どものスマホ利用に関する意識調査」は、小学校高学年(4~6年生)の子供にスマホを持たせている親104名を対象に、インターネットで実施した。
全体の83.7%が、親の目の届かないところで、子供がスマートフォンを使用することに「不安を感じている」と回答した。子供がスマホを使用する際に心配に感じることとしては「スマホへの依存」59.6%や、「個人情報の流出やプライバシーの侵害」58.7%が上位となり、そのほかにも「年齢的に相応しくないものを眼にする」ことを心配する声もあがっている。
次に、90.4%の親が「スマホを利用する子供に見せたくない広告がある」と回答し、その中でも「成人向けの内容が記載されたマンガなどの広告」58.5%や「子供が真似をすると危険な広告」54.3%が上位を占めた。
これに対して親たちは、「フィルタリングの設定」55.3%や「スマホの利用制限の設定」47.9%といった対策を行なっているが、約2割がそれでも効果的に広告を避けることができていないと感じている。
さらに、全体の半数が「自分または子供のスマートフォンに、第三者から不正サイトへ誘導する『フィッシングメール』が送られてきたことがある」と回答している。子供がフィッシング詐欺に合わないために行っている対策は「スマートフォンの取り扱いルールを話し合う」「セキュリティアプリを入れる」が上位となった。
最後に、87.5%の親が「広告の制限やフィッシング詐欺の防止が可能で安心して子供にスマホを預けられるアプリを利用したい」と回答している。
キングソフトの「アドクリーナーPlus」は、アプリ1つでフィッシングサイトと広告を同時にブロックできる2in1アプリ。面倒な操作や設定は必要なく、アプリTOPのスイッチをONにしておくだけで、ウェブサイトやアプリの広告、動画配信サービスの最初や途中の動画広告をブロックする。また、近年急増しているフィッシング詐欺対策のため、フィッシング対策協議会、警察庁やECサイトから提供されるフィッシングサイト情報を毎日更新しており、詐欺サイトをブロックできるという。そのほかにも、専用メディアプレイヤーでのバックグラウンド再生や小窓再生機能、広告ブロック件数の確認(Android限定機能)など、便利機能も搭載している。