スクウェア・エニックス・ホールディングスは2月6日、平成29年3月期第3四半期の決算を国内向けに発表しました。発表によると、第3四半期連結累計期間(4月1日~12月31日)の売上高は1,900億8,400万円(前年同期比24.4%増)、営業利益214億7,700万円(同9.7%減)、経常利益220億5,000万円(同8.9%減)、純利益170億5,500万円(同26.0%増)となっており、営業/経常利益は前年比でマイナスでしたが、売上高および純利益は増加しています。ビデオゲームに関連するデジタルエンタテインメント事業は、家庭用ゲーム機向け大型新作『ファイナルファンタジーXV』、PS4版『RISE OF THE TOMB RAIDER』などを発売し、過去発売タイトルのダウンロードを中心としたリピート販売も好調だったため、売上高・営業利益とも前年同期よりも大幅に増加。MMORPGにおいては、前年同期に拡張版ディスクの発売があったことから、当第3四半期連結累計期間の売上高・営業利益とも前年同期比で大幅に減少していますが、課金収入は安定的に推移しているとのこと。また、スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』『星のドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』といった大型タイトルを中心としたネイティブアプリが高水準で推移し、売上高・営業利益とも前年同期よりも増加しています。この結果、本事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は1,462億1,500万円(前年同期比32.7%増)となり、営業利益は217億9,300万円(前年同期比5.8%減)となりました。なお、デジタルエンタテインメント事業以外の全事業については、こちらより参照ください。
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