ESAは、メンタルヘルスを専門とする大学関係者と共に、「ゲーム依存症」認定の動きに非難していく姿勢を声明を通して改めて発表。オックスフォード大学、ジョンズホプキンス大学などの研究センターや社会学者を始めとした、国際的に名高い専門家らと共に反対すると述べています。
・ゲーム依存症の定義について、支持者の間ですら混乱している ・現段階でのエビデンスの品質は低い ・意図的に障害を公式化することは、より広い非臨床の社会的状況を無視することになる ・断固たる科学的基準が(まだ)用いられていない ・道徳的混乱が公認化に影響していて、それによって増加する可能性がある ・中毒は「疾病分類システムにおける新しい障害を公認化するよりも前に、明確かつはっきりと確立されるべき」である
研究者らは論文「Journal of Behavioral Addictions」で上記の主張を述べていく予定。この発表にあわせて、ブラジルや南アフリカのビデオゲーム関連団体、韓国ゲーム産業協会(K-GAMES)とも協力してWHOの動きに反対していくこともアナウンスされています。