NVIDIAは、オンラインで開催中のCES2021にてNVIDIA AmpereアーキテクチャGPU「GeForce RTX 30 シリーズ Laptop GPU」を発表しました。あわせてレイトレーシングのパフォーマンスを大幅に向上させたデスクトップ向けGPU「GeForce RTX 3060」もお披露目されています。
次世代ノートPC向けと位置付けられている「GeForce RTX 30 シリーズ Laptop GPU」は、「GeForce RTX 3060/ 3070/ 3080」の3種が用意され、999ドルという比較的低価格帯のノートPCにも搭載される予定です。現在、同GPUを搭載したノートPCは70以上ラインナップされており、1月下旬より順次発売される予定です。
「GeForce RTX 30 シリーズ Laptop GPU」を搭載したノートPCは、エネルギー効率が2倍改善されているほか、『サイバーパンク2077』をはじめとした重量級タイトルでもレイトレーシングを可能にしたことがアピールされています。
デスクトップ向けとなる「GeForce RTX 3060」は、「GTX 1060」と比較して、ラスターパフォーマンスが2倍、レイトレーシングのパフォーマンスが10倍になったほか、最新タイトルでも60fpsでのプレイを可能としています。
また、「GeForce RTX 3060」よりResizable BAR対応となり、互換性のあるマザーボートとの組み合わせでより優れたパフォーマンスでのゲームプレイができます。2月下旬ごろより出荷され、国内での価格は49,980円から。
「GeForce RTX 3060」の仕様は以下の通り。
- 13 TFLOPSのシェーダー処理性能
25 RT-TFLOPSのレイトレーシング処理性能
NVIDIA DLSS (ディープラーニングスーパーサンプリング)を実行する、101 Tensor-TFLOPSの処理能力
192ビットのメモリインターフェイス
12GBのGDDR6メモリ
※UPDATE(2021/1/13 13:20):国内発表を受け、情報を更新しました。