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ソニー・インタラクティブエンタテインメントの社長兼CEOのジム・ライアン氏は、同社が買収したBungieとのこれからについて海外インタビューにて答えました。
インタビューよると、ライアン氏はBungieのCEOであるピート・パーソンズ氏と対談した際、お互いの価値観が似ている点や両社が補完的である点に気づいたとのことです。巨大で没入感のあるゲームを作るBungieは、物語性に富んだゲームに長けたソニーと相性が良いとライアン氏は見解を示しています。
海外IGNで報道されたBungine社内でのセクハラなどの問題について、ライアン氏は「ソニーが真剣に取り組んでいる分野だ」とコメント。自社だけでなく、パートナー企業にも厳しい基準を設けていることを明かしました。
また、ライアン氏は今回の買収はテイクツーによるZyngaの買収や、マイクロソフトによるアクティビジョン・ブリザードの買収を意識したものではないと否定しました。ライアン氏いわく、買収のための対談は何か月も前から行われており、「プレイステーションにとって正しいと思う事をやっただけ」といいます。
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インタビューを締めるにあたりライアン氏は、競合他社ほど資金を簡単には出せないとした上で「まだ終わってない。プレイステーションはまだまだこれからだ」と他社買収への意欲を示しています。