シンガポールを拠点とするDigital Entertainment Asset(DEA)とGreenway Grid Global(GGG)は、「インフラの民主化」を掲げる新会社「Growth Ring Grid(GRG)」を共同で設立しました。
GRGは、市民参加型インフラ点検プラットフォームの開発・運営を主な事業として展開する予定です。両社がこれまで共同開発してきた社会貢献ゲーム『PicTrée(ピクトレ)~ぼくとわたしの電柱合戦~』の社会実装をさらにスケールアップし、市民参加型インフラ点検が「当たり前」となる未来を目指します。
DEAのFounder&CEO吉田直人氏は「ピクトレをさらに発展させ、単なるゲームとしてではなく、『生活の中にある社会貢献の入り口』として捉え、誰もが身近に"インフラの維持に関われる社会"の実現を目指してまいります」とコメントしています。
GGGの代表取締役社長芝和彦氏も「インフラの維持や地域づくりを"限られた一部の専門家のもの"から"わたしたちで担うもの"へとシフトさせるチャレンジを、これからも進めてまいります」と意気込みを語りました。
DEAはWeb3技術やゲーミフィケーションのノウハウを強みとしており、GGGはインフラ現場の解像度が高く、国内外のネットワークを有しています。新会社GRGでは両社の強みを掛け合わせ、インフラ保守をより身近な"自分ごと"へと転換する仕組みづくりを通じて、「インフラの民主化」を実現していく方針です。
今後は、インフラの点検に加えて、災害時の情報収集や地域観光との連携など、地域課題の解決につながる新たな社会インフラのあり方を提案・実装していく予定です。