気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Hugecalf Studios開発、PC/XSX/Xbox One向けに8月4日に早期アクセスが開始されたゴルフレース『Turbo Golf Racing』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、オンラインで最大8人までがプレイ可能なアーケードスタイルのスポーツレースゲーム。特大のゴルフボールに激突して、猛ダッシュで誰よりも先にフィニッシュフラッグを目指します。日本語にも対応済み。
『Turbo Golf Racing』は、2,500円で早期アクセス配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Jonny Hughes氏(以下Jonny)こんにちは、本作のディレクター兼プロデューサーで Hugecalf StudiosのJonny Hughesです。私が一番好きなゲームは『TrackMania』です!
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Jonny本作の開発は3年半前にスタートしました。開発当初、私はもう不健康なぐらい『ゴルフクラッシュ』と様々なレースゲームをプレイしており…あと、クルマとボールが登場するとあるゲームもプレイしていました!私は子供の頃、兄弟と一緒に競い合うようなマルチプレイヤーゲームをプレイして育ったことから、昔から人と競い合うゲームが大好きでした。レースゲームもです。そこで私たちは、クルマ、ボール、レース、それにゴルフという世界中誰にでもわかるものをくっつければ、素晴らしいものになるのではないかと思ったのです。それからはただただ面白さを追求してきました。
――本作の特徴を教えてください。
Jonny本作において、クルマはジャンプし、ダッシュし、フリップし、何より大事なのは、翼が生えていて空も飛べるということです。プレイヤーはそれぞれのクルマに2つのパワーコアを装備させることができ、様々な能力を与えることができます。すでに40近くのステージが実装されており、これからもどんどん追加していく予定です。それだけではなく、本作のコミュニティからも新しいコスメティックに関する笑えるアイデアがたくさん届いています。最近では、フライパンシールドを実装しましたよ!
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――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Jonnyレースゲームが好きな人なら誰でも、ですね。
――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?
Jonny早期アクセスは12ヶ月ほどを予定しており、この間にたくさんの新要素や新しいコンテンツを計画しています。
ローンチから一週間後に最初の無料アップデートを実施し、6つの新しいステージ、2つの新しいパワーコア、1台の新しいクルマ、そして新しいコスメティックを追加し、多くのバグ修正を行いました。今後数ヶ月間でよりたくさんのものを計画しています。新しいステージ、新しいパワーコア、新しいコスメティックは順次追加していきますし、すでに早期アクセスシーズン2の準備も進めており、これにより新しい要素やまったく新しい環境が追加される予定です。
プライベートロビーやクロスプラットフォーム、グローバルリーダーボード、改善されたクエストシステムなど、ファンからリクエストが来ている要素については、すでに開発を進めており、将来的なアップデートで実装予定です。他にもまだ明らかにできないものがたくさんありますよ。新しいモードが追加されることは言っても大丈夫…なはずです。
――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。
Jonny早期アクセス中の反応については、とても嬉しく思っています。およそ60万人の新規プレイヤーがおり、フィードバックも素晴らしいものです。まだ早期アクセス中に改善する必要がある箇所や追加する予定のものはありますし、プレイヤーの方々からもたくさんの素晴らしいご提案をいただいています。今後が楽しみです。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Jonny影響を受けたものをいくつか挙げると、『TrackMania』『マリオカート』『Golf With Your Friends』『ロケットリーグ』『Super Monkey Ball』『Skate』『フォールガイズ』ですね。他にもたくさんありますよ。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Jonny最初の数ヶ月を除いて、本作の開発は新型コロナのパンデミックと重なっていますので、影響がなかったといえば嘘になるでしょう。しかし開発チームは以前からフルリモートで開発を行なっていたのはラッキーでした。すでにその環境に慣れていたのです。誰にとっても大変な期間ではありますが、互いに状態をチェックし合ったり、一緒にテストプレイをしたりと、その分チームの結束は強まりました。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Jonnyはい。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Jonnyこんにちは!本インタビューを読んでいただき、ありがとうございます。いつでも私たちのDiscordに遊びにきてくださいね。
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)