気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、PRODUKTIVKELLER Studios開発、PC向けに9月8日にリリースされたガーデニングシミュレーター『ガーデン・シミュレーター(Garden Simulator)』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、その名の通りのガーデニングシミュレーター。プレイヤーは自分だけの庭を自由にデザインし、そこで育てた植物を収穫し販売することもできます。リアルな物理演算も特徴。日本語にも対応済みです。
『ガーデン・シミュレーター』は、1,999円で配信中。
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――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Jonasドイツ・ケルン近郊に住む29歳のJonasです。私は開発者でありながら、PRODUKTIVKELLER Studiosの共同設立者であり、CEOでもあります。私の一番好きなゲームは『ディアブロ2』ですね。本作の開発は、私を含め3人で行っています。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Jonas本作はドイツのパブリッシャーであるToplitz Productions/SunDustとの初のコラボレーション作品です。彼らは私たちに小規模のリラックスできるシミュレーションゲームのアイデアを持ってきたのですが、それが私たちの開発力にまさにピッタリでした。私たちにとっても、ついに商業ゲームの開発者となれる素晴らしい機会となったのです。
――本作の特徴を教えてください。
Jonasガーデニングだけでなく、ただ花や植物を植えるのに満足感を得られる人にとって、本作は興味深いものとなっているでしょう。物理演算を利用したユニークなシステムも搭載しており、例えば木材を使って何層にもなる花壇を作ったりできますよ。
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――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Jonas本作は、ガーデニング好きや植物の世話が好きな人、そして芝刈りをしてきれいな庭を作ったりするのが好きな人に向けたリラックスゲームです。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Jonasいいえ、特にありません。本作は『House Flipper』『Farming Simulator』『Lawn Mowing Simulator』と似た要素を持っていますが、直接的に影響を受けたというわけではありません。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Jonasいいえ、私たちは全員が自宅から作業をしていますので、開発が新型コロナの影響を受けることはまったくありませんでした。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Jonasはい、しかしもしやるのでしたら私たちのSteamページへのリンクをつけてくださいね!(笑)
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Jonas私たちのゲームをプレイしていただき、ありがとうございます!地球の反対側に住んでいる人たちと繋がることができ、感動しています。本作を遊び、リラックスした楽しい時間を過ごしていただけると嬉しいです。
――ありがとうございました。
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本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。