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技術と才能、そしてゲームへの情熱こそ重要な素質なのかもしれません。
以前からMOD制作者の積極的な雇用を進めているベセスダ・ソフトワークスですが、9月1日より先行アクセスが解禁された『Starfield』でも、ベセスダが雇用した著名なMOD作成者がスタッフとしてその作成現場で活躍しています。
300万DLを誇る人気MODの作成者が、制作現場で活躍中!
ベセスダ・ソフトワークスは、『Fallout 4』大型Mod「Fallout: London」のライターだったStephanie Zachariadis氏を2021年に、リードテクニカルアドバイザーのRyan Johnson氏をアソシエイトレベルデザイナーとして2022年に採用しています。
『Fallout』『TES』に続く第3の完全新規IPタイトルとしてファンからの熱視線を浴びる『Starfield』のアディショナルライティングアーティストとして働くEmmi Junkkari氏もそんなスタッフの内の1人。
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MOD作成者時代はElianoraのハンドルネームで活躍し、氏の代表作である『スカイリム SE』の家置き換えMOD「Breezehome」は150万DLを、『Fallout4』用装備追加MOD「Eli's Armour Compendium」は300万DLを誇る人気MODで、その制作者としてファンの間では知られています。
『Starfield』の先行アクセス解禁を受け9月1日にX(旧Twitter)上にて、ElianoraことEmmi Junkkari氏がメッセージを公開。自身が『Starfield』に照明と小物担当のアーティストとして参加していたことを明らかにしました。
「新情報が発表されるたびに驚くフリをしていたが、実際のところは映像に出てきた中の一部は自身が手掛けたものだった。」と明かす氏ですが、作成に関わったスタッフの1人としてファンに対して溢れんばかりの感情を感じさせるメッセージとなっています。
「芸は身を助く」と言いますが、MOD作成者から開発スタッフへの転身というまさしくこの具体例ともいうべき一連のニュース。技術と才能、そしてゲームへの情熱により新たな人生の道が開けることもあるということを実感できるものではないでしょうか?
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