
昨年9月に『PAYDAY 3』をリリースしたStarbreeze StudiosのCEOの解雇が決定したことがわかりました。
異なるリーダーシップが必要と判断…
本作は、人気Co-op強盗FPS『PAYDAY 2』の10年ぶり続編として開発されました。大きな期待を抱えてリリースされた同作ですが、ゲームの作りの甘さやマッチメイキング関するサーバーの問題が強く指摘され、メディアレビューでは賛否両論、ユーザーレビューも大荒れ。親会社であるEmbracer Groupには期待に応えることができなかったとも指摘されました。
不安定で困難な時期が続く本作ですが、会長であるトルグニー・ヘルストローム氏は株主に向け、CEOであったトビアス・シェーグレン氏の解雇を決定したことを通知しました。明確に本作の失敗を指摘したわけではないものの、「魅力的なゲーム制作を中心とする明確な戦略の実行には、異なるメンバーシップが必要である」という旨の考えを示しました。

通知の中では「取締役会を代表して、困難な局面での舵取りを引き継いだトビアス・シェーグレン氏の過去3年間の功績に感謝します」とコメント。現在は取締役会のユルゲン・ゲルドナー氏が暫定CEOとなっており、正式な交代者を探しているとのことです。

この交代が『PAYDAY 3』の具体的な改善に繋がるかはまだわかりませんが、今後10年愛される作品に昇華することはできるでしょうか。新たなCEOの元行われる次なる一手に注目です。