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Rockstar Gamesや2K Gamesの親会社であるテイクツー・インタラクティブ(Take-Two Interactive Software)が従業員の5%を削減することを決定したことが、SEC(米国証券取引委員会)への提出書類によって明らかになりました。
これは同社が今年2月に発表したコスト削減プログラムの一環とみられ、提出書類によれば、この人員削減により年間1億6500万ドルのコスト削減が見込まれるとのこと。なお、この計画の実施にかかるコストとして、進行中のプロジェクトのキャンセルに1億2000万~1億4000万ドル、従業員の退職金などに2億5000万~3億5000万ドル、オフィススペースの削減に1500万~2500万ドルの一時的な支出が発生するとしています。
同社は2023年度末時点で11,580人のフルタイム従業員が在籍していたため、全体の5%=600人近くの人員削減が行われると推定されています。
テイクツーがコスト削減プログラムを発表した際、会長 兼 CEOのStrauss Zelnick氏はIGNの取材に対し、具体的な計画は検討中としながらも「最も難しいのは同僚をレイオフすることだが、現在のところその計画はない」と回答していました。
同社は今年3月、4億6,000万ドルを投じてGearbox InteractiveをEmbracer Groupから買収したばかり。巨大ゲーム企業の動向に注目が集まります。