一般社団法人Metaverse Japanは、「Japan Metaverse Awards 2024」を開催することを発表しました。本アワードには、ハッカソン「Metaverse Japan Hackathon」と、業界をリードするプロジェクトや個人を称える「Metaverse Japan大賞」が含まれます。メタバース領域で革新的なチャレンジや新たな社会実装、開発、事業化を推進する個人やプロジェクトを称えることを目的としており、表彰式は2024年9月25日に「Metaverse Japan Summit 2024」と同時開催されます。
「Metaverse Japan Hackathon」
「Metaverse Japan Hackathon」では、スタートアップや新規事業、本ハッカソンのために開発したプロダクトを募り、選定された最大5プロジェクトによるピッチを開催します。審査員によって受賞者が決定され、「最優秀賞」100万円など、賞金が支給されるコンテストです。
メタバースやXRを活用したプロダクトおよびサービス、もしくはそれらを使用するためのソフトウェアやハードウェア、本ハッカソンのために開発されたプロダクトが対象となり、ローンチ済みのプロダクトでも応募可能です。ゲーム、デジタルツイン、アート、ファッションなど、ジャンルは問いません。参加無料で応募者の国籍・年齢に制限はありませんが、9月25日の「JAPAN Metaverse Awards」に現地参加が可能であることが条件です。
応募する場合、2024年8月24日までに成果物の提出が必要です。8月25日から9月8日まで審査を行い、9月9日から11日の期間に最終選考に進出する最大5プロジェクトを発表します。9月25日に審査員による最終審査と表彰式を実施。全体の審査基準は、技術性、実現性、独自性、社会性ですが、スポンサー賞は独自基準となる場合があります。
「Metaverse Japan大賞」
「Metaverse Japan大賞」は、2023年1月から2024年8月にかけて、メタバース領域で活躍した個人や企業に対して授与されます。自治体や社団、NPO、社会起業家などによる教育や福祉など、社会的な問題解決を目指すプロジェクトを表彰する「Best Social Innovation / ソーシャルイノベーション賞」など、合計7部門で表彰が行われる予定です。自薦・他薦は問わず、個人・団体・企業いずれも対象となります。
応募は2024年8月24日まで受け付け、以降9月8日まで審査を実施。9月9日から11日の間にノミネート者に通知します。審査基準は、技術性、独自性、社会性となります。
一般社団法人Metaverse Japanの代表理事である長田新子氏は、同法人について「業界や企業の枠を超えて、最先端の情報や世界観を広く共有するハブとしての役割を果たすことを目指して設立した」とし、「多様なアイデアや素晴らしい実績に光を当て、さらなる発展を促すことが私たちの役割」とコメントしています。同じく代表理事の馬渕邦美氏も、今回のアワードを「メタバースの未来を担う挑戦者たちを応援し、その活動を広く社会に発信するための場」と説明しています。
また、本イベントではスポンサーを募集しており、一般社団法人Metaverse Japanの公式サイト内にあるフォームから問い合わせが可能です。「Japan Metaverse Awards 2024」は、メタバースの革新者たちにとって大きな舞台となり、未来の社会実装を加速させるイベントとなるでしょう。
