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Warner Bros. Gamesの社長であるデヴィッド・ハダッド氏が退任することがわかりました。海外メディア・Varietyが報じています。
『スーサイド・スクワッド』不調が原因か…
デヴィッド・ハダッド氏は、2013年からWarner Bros. Gamesを率いてきた人物です。後任探しと業務引き継ぎのために3ヶ月間はワーナー・ブラザース・ディスカバリーにとどまるものの、およそ15年間務めた役職を退くことになります。タイミングについては、進行中のプロジェクトや計画への影響が最小限になる今を選んだといいます。
退職の理由は、Warner Bros. Gamesの業績がここしばらく不調だったことに伴うものであるとされています。2023年には『ホグワーツ・レガシー』が大成功を収めたものの、2024年に発売した『スーサイド・スクワッド:キル・ザ・ジャスティス・リーグ』は記録的な不調となりました。
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ワーナー・ブラザース・ディスカバリーはゲーム事業を手放すつもりはないものの、制作から発売まで多くの時間がかかるAAAゲームから、『ゲーム・オブ・スローンズ:コンクエスト』のようなライブサービスおよびモバイルタイトルに注力していく方針であると報じられています。この方針については、2024年頃より伝えられていました。
扱うIPとしても「ハリー・ポッター」、「ゲーム・オブ・スローンズ」、『Mortal Kombat』、DCユニバースなどトップのものを優先させる意向であるとのことです。