ドラガミゲームス・安田善巳氏が社長退任で“お休み”へ…テクモやフロム、角川など第一線で活躍。『ロリポップチェーンソー RePOP』のヒットで勇退を決意

ドラガミゲームスは、4月1日付で代表取締役社長を交代し、安田善巳氏から親会社であるエクストリームの代表取締役社長である佐藤昌平氏に交代することを明らかにしました。安田氏は退任によせて、コメントを発表しています。

『ロリポップチェーンソー RePOP』ヒットで…

今回の交代では、代表取締役副社長だった佐藤昌平氏が代表取締役社長に、代表取締役社長だった安田善巳氏が取締役に変わります。安田氏は6月の株主総会をもって取締役も退任するとのことです。新社長となる佐藤氏は1989年にサミー、1996年に日本コンピュータシステム（メサイヤ）に入社した後、クロスノーツ設立・代表を経て、現在メサイヤブランドを有するエクストリームを設立し代表取締役社長になるといった経歴をもっています。

安田善巳氏は、この20年でテクモ（当時）、角川ゲームス、フロム・ソフトウェア、ドラガミゲームスの4社で代表取締役やCEOを務め、開発現場にも携わる人物でした。今回の交代では取締役になりましたが、この役職も6月をもって退任します。

安田氏のポストによればこの度、名作リマスター『ロリポップチェーンソー RePOP』がヒットしたことを受け、勇退には絶好の機会であると判断したとのこと。一度休み、心身ともにリフレッシュする期間を作るといいます。ただ、「いつか私が作るゲームでみなさんと再会する日が来ることを願っています」と書かれている通り、開発者を続ける意思はあるようです。