金融庁はジャパン・デジタル・コンテンツ信託に対して信託免許の取り消し処分を行いました。ジャパン・デジタル・コンテンツ信託は戦後始めて、事業会社として信託免許を取得し、ゲームやアニメ、映画などのコンテンツに投資を行ってきました。これまでにゲーム関連ではXbox Live Arcade『メテオスウォーズ』やDS『メタルサーガ〜鋼の季節〜』など複数の案件がありました。映画でも人気を集めた「フラガール」などに投資してきました。一方で、元従業員や代表による不祥事や、不正経理などが発覚し、資金繰りが悪化。新たな資金調達も不調に終わっていました。既に6月に金融庁は業務改善命令を出していましたが、信託業法上必要な純資産額(1億円)を下回ったことから信託免許の取り消し処分となりました。同社に対しては受託者に対して円滑な処理を進めるよう業務改善命令も出されています。同社は金融庁とも協議の上、対応を進めていきたいとしています。
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