米国の調査会社NPDグループは2009年9月の販売データを発表しました。ここ数ヶ月は前年と比べて売り上げが大きく低下していましたが、9月は前年比-1%の12億7000万ドル(約1152億円)。先月と比べると約300億円の増加で、ハードウェアとソフトウェアが共に150億円ずつ売り上げを伸ばしている計算。ハードウェアは4億7278万ドル(約428億円)で前年比-6%。ソフトウェアは6億4932万ドル(約589億円)で前年比+5%となっています。■ハードウェア売上(NPDグループ調べ、Gamasutraまとめ)ニンテンドーDS、ニンテンドーDSi:524,200プレイステーション3:491,800Wii:462,800Xbox360:352,600PSP:190,400プレイステーション2:146,000Wiiが27万→46万、プレイステーション3が21万→49万、Xbox360が21万→35万と据置ハードの売り上げが大きくアップ。特にプレイステーション3は値下げ効果もあってか倍以上の台数が売れています。携帯ゲーム機はニンテンドーDSシリーズが55万→52万と微減しているのに対し、PSPは14万→19万と増加しています。■ソフトウェア売上(NPDグループ調べ、Gamasutraまとめ)1. Halo 3: ODST (Bungie, Microsoft), Xbox 360 ? 1,520,0002. Wii Sports Resort w/MotionPlus (Nintendo), Wii - 442,9003. Madden NFL 10 (EA Tiburon), Xbox 360 - 289,6004. Mario & Luigi: Bowser's Inside Story (Alphadream, Nintendo), NDS - 258,1005. The Beatles: Rock Band (Harmonix, MTV Games/EA), Xbox 360 - 254,0006. Madden NFL 10 (EA Tiburon), PS3 - 246,5007. Marvel: Ultimate Alliance 2 - Fusion (Vicarious Visions, Activision), Xbox 360 - 236,0008. Batman: Arkham Asylum (Rocksteady, Eidos/Square Enix), PS3 - 212,5009. Guitar Hero V (Neversoft, Activision), Xbox 360 - 210,80010. The Beatles: Rock Band (Harmonix, MTV Games/EA), Wii - 208,600任天堂ゲーム2本を除き、FPS(一人称シューティング)と音楽ゲーム、スポーツゲーム、アメコミゲームという北米市場らしいラインナップ。圧勝したのは『Halo 3: ODST』。152万本を売り上げており、流石は『Halo』シリーズといえるでしょう。任天堂ゲームは2本、Wii用ゲームは2本、ニンテンドーDS用ゲームは1本がランクイン。『Wii Sports Resort』(w/はWithの略語でWii Motion Plus付きの意)は75万→44万。『マリオ&ルイージRPG3!!!』(Mario & Luigi: Bowser's Inside Story)は初登場で25万本。携帯ゲーム機用のソフトとしては唯一のランクインです。長らくトップ10の常連だった『Wii Fit』『マリオカートWii』は遂に圏外へ。アメフトゲーム『Madden NFL 10』が先月に続いてのランクインで、2機種合計で52万本と健闘。『The Beatles: Rock Band』は2機種合計で46万本となっています。先月はトップが92万本、10位が9万本だったことを考えると、ソフトウェアも全体的に好調といって差し支えないでしょう。
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