セガサミーホールディングスは、平成22年3月期 第2四半期(4月1日〜9月30日)の連結業績予想を大幅に上方修正すると発表しました。修正後の売上高1543億9000万円(修正前: 1630億円)、営業損失3億2000万円(125億円)、経常損失7億3000万円(130億円)、純損失63億3000万円(145億円)と大幅に損失額が減少しています。売上高は主に遊技機事業で計画を下回りました。パチスロが計画値4万台に対して5.7万台と好調な一方で、パチンコ販売台数は計画値22万台に対して16.7万台と不調でした。営業利益では、遊技機事業、アミューズメント機器事業、アミューズメント施設事業、コンシューマ事業、いずれも計画を上回る見込みとなりました。遊技機では利益率の高いパチスロの販売が好調だったほか、販売価格が上昇しています。また、研究開発費や販売手数料など費用が減少しています。アミューズメント機器では利益率の高い主力タイトルの販売や稼働が好調。施設では店舗ポートフォリオの見直しや費用の削減が行われています。コンシューマでは費用として見込んでいた一部コンテンツの計上が下期以降に繰り延べられたとのことです。通期の業績予想は下期の主力製品の販売動向を見極める必要性から据え置いています。
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