「iPhoneを買った人がゲーム機を買うかも知れない」海外の業界人はそんな可能性に言及しています。海外大手のゲームショップGameStopのエグゼクティブバイスプレジデントでありマーチャンダイジング&マーケティング部門を担当するTony Bartel氏は「iPhoneと従来のゲーム機は、それぞれ異なった客層に訴えかける。私はiPhone用の『マッデン』と『アサシン クリード』を見た。面白いが、据置ゲーム機どころか携帯ゲーム機で得られるゲーム経験からも遠い。しかし、場合によってはiPhoneのゲームが人々を従来のゲーム機の領域へ導くかも知れない。iPhone用ゲームは少ない費用で開発され1ドル(約90円)で販売されるが、これが人々をゲームの世界へ導くのであれば素晴らしい事だと思う」とコメントしています。価格が安く手に入れやすいiPhone用ゲームでビデオゲームの楽しさに触れれば、携帯ゲーム機や据置ゲーム機を買う切っ掛けとなるのではないかというわけです。iPhoneでゲームに触れた人に「ゲーム経験とは何なのか」を問いかけ、高解像度や高音質で差別化を図り続けることがゲーム機の立ち位置である……とBartel氏は語ります。iPhoneを「ゲーム機と対立するもの」ではなく「ゲームへのエントリーモデル」として位置づけているのが特徴。そのためにはゲーム機側にも不断の努力が必要としており、互いに競争することで共存と秩序が生まれるというのが氏の考え方であるようです。
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