最近では海外でも話題になることの多いゲームの中古問題。これに対応するため、メーカーはパッケージでしか手に入らない特典やダウンロードコンテンツ、EAのようなオンラインパスの導入を行ってきました。今年10月のNPDによる調査では、パッケージの新品ゲームのシェアは北米市場において59%にとどまり、残りの41%で中古、デジタル販売、ソーシャルゲーム、レンタルなどを占めるとのこと。今回中古に関する新たな調査結果「新品を買う人が中古を好まない理由」が報告されています。まずもっとも多かったのが、「ディスクの傷、説明書の紛失がイヤ、単純に新しいものが良い(54%)」。次いで「発売日に手に入れたい(49%)」。そこから少し数字が下がって「特典などが欲しかった(26%)」「コレクターズ版が欲しかった(20%)」。「新品で買うことがゲーム産業の経済的安定を助けるから」は16%にとどまっています。調査を行ったCowen & CompanyのDoug Creutz氏は、70%の人が(中古と内容が同じでも)「長期間遊ぶ計画がある」ゲームを新品で買いたいと思っているという結果を挙げ、「ユーザーがより多くの使用頻度/利用価値をそこに期待できれば、中古より高い新品のゲームを買うことを正統化することも、より容易になる」としています。発売日に手に入れたいと思わせるほどの期待感、ほしいと思わせるほどの特典、中古では手に入らない限定版、長く遊ぶことを計画させるほどの内容(というより前情報)、さらに言えば、ユーザーに助けたいと思わせるほどのメーカーであること。これらの条件が全て揃えば、確かに新品で買う人が多そうです。一方で、期待に比して内容が伴わないゲームであれば、発売直後に中古が数多くかつ安価で出回り、条件に該当しない人がそちらに流れることになってしまいます。となれば結局、新品で買ってそのまま手放したくないような、いつまでも遊べるゲームをつくることが一番の中古対策、となるのでしょうか。