JPモルガン証券は27日付のレポートで今後の任天堂の業績は改善していくと評価しています。同社は岩田社長が出席して行われたアナリスト決算説明会で3DSの今後の見通しが明確となったと指摘(『スーパーマリオ』や『マリオカート』が2011年度上半期に発売されることを明言)。極端に不安視する必要はないとコメント。今後の販売目標は保守的に組んであることから業績見通しは改善していくだろうとしています。今後の最大の業績のリスク要因はWii関連で、今後のタイトルの発売予定については疑問があるとしつつも、後継機の発表により (1)新商品が減益基調を好転させる可能性 (2)アプリやソーシャルゲーム等の新規参入に圧迫されているとの見方の中で、任天堂が依然革新的で競争力があることを示すシグナルとなる、と指摘しています。JPモルガン証券では2011年度の業績予想を会社予想をやや下回る売上高1兆円、営業利益1878億円、経常利益1965億円、純利益1219億円としていますが、目標株価は27000円(27日時点で約20000円)を継続しています。
モバイルゲームのPC版リリースなど多角的な展開がカギに―Newzooの2024年ゲーム市場トレンド予測レポートより 2024.1.24 Wed 市場の飽和やユーザー獲得コストの上昇など、厳しい市場環境に…