ONE-UPで『ブラウザ三国志』『戦国IXA』などを手がけた椎葉忠志氏が、5月15日付で同社代表取締役を退任し、新会社Aimingを設立したことが明らかになりました。後任には中元志都也氏が就任しています。椎葉氏はテクモやゲームオン常務取締役を経て、2008年6月にONE-UPの代表取締役に就任。AQインタラクティブとの共同事業で大ヒットを記録している『ブラウザ三国志』や、スクウェア・エニックスとヤフーが展開する『戦国IXA』、マーベラスエンターテイメントが運営する『みんなで牧場物語』などを立ち上げたほか、『Blade Chronicle』をゲームズアリーナから引き継ぎ開発チームを大阪開発グループとしています。新会社にはONE-UPの東京と大阪から数十名が加わり、公式ウェブサイトによれば社員数は95名。新たなスタッフの募集も行われています。現在はONE-UPのそれぞれのオフィスに間借りする形で、移転を予定しているようです。椎葉氏に疑問をぶつけましたので詳しくは以下からどうぞ。―――Aimingはどのようなメンバーでスタートしているのでしょうか?元ONE-UPのメンバーが中心なのはもちろんです。ONE-UPからいくつかの事業譲渡を受ける形になっています。ONE-UPではAQインタラクティブとマーベラスエンターテインメントとの共同プロジェクトが複数ありましたがそれらについては今後も変わらず楽しいゲームが提供できるように関わっていきます。また、近い時期に新しい共同プロジェクトを発表できるのではないかと考えています。―――新会社はどのようなプラットフォームで活躍していくのでしょうか?「ソーシャル」というキーワードを中心としてゲームのビジネスに大きな変化がここまでの2-3年で起きていて、その次の段階のさらなる大きな変化がここからの2〜3年に起きると思っています。この2〜3年の世界的な激しい競争で私たちが結果を出すために、より機動的にアクションするために今回の新会社を設立しました。ブラウザゲームもスマートフォンもクライアントサーバー型のPCオンラインゲームも家庭用ゲームもすべてが私たちのターゲットにあります。「Free2Play」で「オンラインに繋がった」ゲームであればチャンスあるところどこでも挑戦したいです。社名の「Aiming」は検索するとWikipediaで「当てたい時に当てたい箇所へ当てる能力」と出てくるようにマーケットやターゲットを良く考えてゲームを作る私たちのゲーム開発の哲学を表しています。―――求人も行われていますが、求める人材像を教えてくださいプランナー/ディレクターであれば「とにかくゲームをしっかりプレイする」人材。エンジニアであれば「技術に対する向上心をゲームというアウトプットで表現したい」人材ですね。―――最後に意気込みを聞かせてください年内にAimingの開発したタイトルは3タイトル程度は出てくる予定です。目標や夢は大きいですが、意気込みはシンプルで「面白くて長く遊んでもらえるオンラインゲームを作る」だけです。
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