『A列車で行こう for GREE』は「A列車で行こう」のアートディンクと、ソーシャルゲームで実績のあるインデックスが共同開発したGREEプラットフォーム向けタイトルです。伝統ある「A列車で行こう」シリーズをどのようにソーシャルゲーム化したのか、アートディンクの宮川和也氏、インデックスの小幡一夫氏、坂口誠二氏にお話を聞きました。
6月末から運営を開始した『A列車で行こう for GREE』はまずまず順調な立ち上がりだったということです。女性を意識したというデザインで、男女比は75:25程度となっていて、まだまだ男性中心ですが、「これまでの『A列車で行こう』と比べると女性からの支持が高い」(宮川氏)とのこと。また、「いいねランキング」で1位の街を作ったユーザーも女性になっているということです。ユーザー層としては、30代男性、20代男性、30代女性がメイン層になっているそうです。
さらに新たなビジネス展開を検討する坂口氏は『A列車で行こう for GREE』の世界を広げることも模索していきたいと言います。「位置ゲーのような展開や、鉄道をテーマにしたアーケードゲームとのタイアップなど、ゲームの世界を広げたいと思っています」(坂口氏)。まずは今のゲームを楽しみながら、今後の展開についても注目したいですね。
《土本学》