NPD Groupより、2011年7月度の北米テレビゲーム市場セールス集計データが届きました。7月は市場全体で前年比26%減となる7億770万ドルを計上、NPDアナリストによると、これは2006年10月以来最も低い売上高となるそうです。ソフトウェアランキング1. 『NCAA Football 12』 - Electronic Arts (360, PS3) ※〜79万6,000本2. 『Cars 2』 - Disney Interactive (DS, Wii, 360, PS3, PC)3. 『Call of Duty: Black Ops』 - Activision Blizzard (360, PS3, DS, Wii, PC)4. 『Lego Pirates of the Caribbean』 - Disney Interactive (Wii, DS, 360, PS3, 3DS, PSP, PC)5. 『Just Dance 2』 - Ubisoft (Wii)6. 『Major League Baseball 2K11』 - Take-Two Interactive (360, Wii DS, PS3, PS2, PSP, PC)7. 『Zumba Fitness: Join The Party』 - Majesco (Wii, 360, Ps3)8. 『Fallout: New Vegas』 - Bethesda Softworks/ZeniMax (360, PS3, PC)9. 『New スーパーマリオブラザーズ』 - 任天堂 (DS)10. 『Mortal Kombat』 - Warner Brothers Interactive (360, PS3) ※8万5,000本ソフトウェアセールスをリードしたのは、大御所『Madden』延期の恩恵を受けたEA Sportsの『NCAA Football 12』や、ディズニーの映画原作マルチプラットフォームタイトル『Cars 2』で、ランキング全体で見てもカジュアル/スポーツ系の作品が大半を占める結果に。一方TOP10入りは逃したものの、国産タイトルであるアトラスの『キャサリン』は7月に北米で7万8,000本を、発売2ヶ月目となるグラスホッパーの『Shadows of the Damned』は1万4,000本をそれぞれ販売したそうです。ハードウェアランキング1. DS - 非公開(ベストセラーハード)2. Xbox 360 - 27万7,000台3. Wii - 19万台4. PS3 - 14万8,000台5. 3DS - 非公開(〜11万4,000台)Microsoftからは7月のベストセラーホームコンソール(家庭用据置機)になったと発表があったXbox 360ですが、NPDは2009年の12月以来初めて同ハードが前年比割れを記録したと指摘。ハード専用の超大作『Gears of War 3』が発売される9月こそが正念場になりそうです。ソニーからはPS3のセールスに関する声明は発表されなかったものの、同社の周辺機器セールスが前年比18%増を記録し、PlayStation MoveやSharp Shooterアタッチメントに強い関心が集まっているとの報告が。また大幅な値下げがいよいよ昨日から実施されたニンテンドー3DSは、やはり前月からセールスが落ち込んでいますが、DSの販売台数を合計すると1年前のDS単体セールスとほぼ同じ数字に落ち着くようです。NPDのAnita Frazier氏によると、パッケージ製品を販売する従来型小売店の収益は、2011年第1四半期の時期において、市場全体消費者支出の69%にまで縮小しており、ダウンロード販売や追加コンテンツ等のデジタルセールス、モバイルゲーム、ソーシャルネットワークゲームといった多様な販売形態の成長が見られると分析しています。
ネクソン、過去最高売上も業績予想には届かず―『THE FINALS』は“課金額が予想を上回る”好調スタート、日本では『ブルアカ』が成長 2024.2.9 Fri 『THE FINALS』はローンチ後2週間で1000万インストールを突破し…