先月開発者の引き抜きを巡るアクティビジョンとEA間の裁判で和解が成立したニュースをお伝えしましたが、新たにActivisionとJason West/Vince Zampella両氏を代表する元Infinity Ward社員らの『Modern Warfare 2』ロイヤリティ支払いを巡る裁判についても、代理人同士の間で合意に達したことが明らかになりました。これは、LA Timesなどの海外メディアが今朝一斉に報じたもので、当事者双方の弁護士がクローズドドアの場で数日間にわたる談議を行い、実際に公判が行われる直前で、円満に解決する結論に達したようです。和解の条件については極秘扱いとのことで詳細は伏せられていますが、先月一部報道があったように、アクティビジョン側がWest/Zampella両氏に追加の報酬を支払ったのはやはり事実のようで、アクティビジョンからは「和解で生じた増分の支払いが企業の収益に深刻な影響を及ぼすことはない」との趣旨のコメントが発表。一方、EAサイドからは「アクティビジョンが社員への支払いを拒絶し、EAに責任転換しようとしたのはばかげている。今回の和解はVinceとJasonの汚名を晴らし、熱心に働いた才能ある開発者が適正な報酬を受け取る権利を証明した」と厳しいコメントが届いています。
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