また、ラウドネス値の単位は「LKFS」(Loudness, K-weighted, relative to Full-Scale)で表され(他にLUFSという表記もあります)、国内での許容範囲は-24±1LKFSとなります。北米・欧州でも各々の基準に沿って運用されています(欧州では-23±1LKFS、アメリカでは-24±2LKFSでCM音声には罰則規定あり)。余談ながらラウドネス値は、人が大きく感じるものは大きな値、小さく感じるものは小さな値で表されますが、マイナス表記なので注意が必要です。つまり-24LKFSよりも-12LKFSの方が全体的に大きく、-36LKFSだと逆に小さく聞こえることになります。