LINE株式会社は、主力事業であるスマートフォン向けメッセンジャーアプリ「LINE」事業の業績について初めて開示しました。それによれば、第1四半期(1〜3月)の売上高は58億2000万円で前四半期と比較して92%の増加。主要な売上としてはゲーム課金(構成比約50%)、スタンプ課金(約30%)があり、公式アカウント、スポンサードスタンプなどが続きます。地域別では日本が約80%であるとのこと。この数字は外部監査人による監査を行なっておらず、社内で暫定的に集計したものだとしています。収支については明らかにされていませんが、東洋経済が以前、LINE株式会社として分割される以前のNHN Japan全体としては赤字となっていると報じています。「12年12月期の売上高は259億円と、前期比1.7倍に伸長した。この規模は上場するネット企業と比較した場合、飲食店情報サイトのぐるなびや、「ニコニコ動画」のドワンゴなどに匹敵する。一方で、営業損益は7億円の損失と、前期の営業黒字3.6億円から一転して赤字となった。」(東洋経済オンライン http://toyokeizai.net/articles/-/13506 2013/4/2)「LINE」の登録ユーザーは日本以外でもタイ、台湾、スペイン、インドネシアなど海外にも広がり、4月末には全世界で1億5000万人を突破。今後もアジア地域、スペイン・南米地域でのマーケティングを強化し、「LINEマンガ」「LINE占い」やショッピング、音楽など多彩なコンテンツと幅広いゲームの提供を通じてグローバルなスマートフォンプラットフォームを構築していきたいとのこと。
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