3月30日(土)、神戸電子専門学校でゲームソフト業界のセミナーが開催され、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント JAPANスタジオのクリエイティブディレクター 外山圭一郎氏が講演を行った。講演ではPlayStation Vita用タイトル『GRAVITY DAZE』の制作過程を、企画立案から詳しく解説。同タイトルは、キャラクターが重力を操作し、空間を自由自在に移動して敵と戦うゲーム。ホラーゲームを得意としていた外山氏にとっては、新ジャンルへの挑戦だったとのこと。「責任感やモチベーションを持てるようスタッフを統率し、各自が要望をいいやすい関係性をチーム内でつくること」と、制作過程における重要な要素として、「ディレクターとしてすべきこと」にも焦点を当てた話が印象的であった。「これがイイ! と直感したことを貪欲に追求してください。昔からアートや芸術作品に興味があり、いろいろなものを見て勉強してきました。作品にもその影響が色濃く出ていると思います。しかし、後でゲーム制作に役立てようと思っていたわけではありません。そのとき『いいな』と直感したものを貪欲に追求すれば、それがたまっていって、後で役に立つものだと思います。興味のないことを無理にやっても蓄積はされないものです。」(C) 2012 Sony Computer Entertainment Inc.
『バイオハザード』三上真司氏×『サイレントヒル』外山圭一郎氏対談―「とりあえずバイオと同じものを作っておいてください」とスタッフに伝えていた過去も 2022.3.31 Thu 外山圭一郎氏が様々なゲストと対談する企画の第一弾。
Live2Dクリエイターのキャリア形成を実例で提案―制作スタジオ「2DCG PlaNetStudio」のセッションをレポート【alive 2024】 2025.1.20 Mon 多くのクリエイターを抱えるクリエイティブスタジオ「2DCG PlaN…