各社が参入準備を進める中国市場。最も先行するマイクロソフトは、既にXbox Oneを9月23日に販売開始することを明らかにしています。パートナーとなるのは、インターネットテレビを提供するBesTVと中国第3位の通信キャリアであるChina Telecom。BesTVはChina Telecomとメディア・コングロマリットのShanghai Media Group(SMG)の合弁会社で、SMGはPS4とXbox Oneの双方に関わることになります。BesTVが製造し、China Telecomが独占販売権を得ます。China Joyの一角に出展したマイクロソフトですが、さすがに9月の発売を目前に控えるだけあって、準備は万端の様子。中国語で表記されたダミーパッケージが並び、ローンチと見られる数々のタイトルがプレイアブルで並んでいました。目についたのは中国発のタイトルです。オンラインゲーム大手のPerfect World(完美時空)は家庭用ゲーム機への参入を表明していましたが、Xbox One向けの新作MMORPG『Neverwinter Online』を早速プレイアブルで展示していました。また、マイクロソフトは現地企業のGameBar、Yingpei Games、Snail Games、NetEase、TencentなどがXbox One向けに着手している事を明らかにしています。現地デベロッパーの開拓は特に力を入れている部分のようで、マイクロソフトやBesTVは上海の地方政府と提携し、ゲーム開発センターを設置。独立系のデベロッパーの支援を行っていくとのことです。中国での価格は3699元(約6万2000円)。『Forza Motorsport 5』や『Powerstar Golf』、『Neverwinter Online』が同梱されるほか、Xbox Live Goldが2015年3月まで無料となります。Kinectなどが含まれるDay 1 Editionもあります。発売まで残り2ヶ月、中国のユーザーからどのような反応があるのか、楽しみですね。
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