第4章 これからのモバイルeスポーツ
ワンダーリーグは「ゲームで競う」という体験や、世界初の賞金イベントアプリなど様々なチャレンジを実施してきました。「ゲームの腕を磨いてランキングを競う」というエンターテイメントは実現できたので、次なる課題は「ゲームが上手い人」にスポットを当てスターを生み出す事です。例えば、「大食い」が得意な一般人が「大食い選手権」という場でスターになっていく様に、「ゲームが上手い人」がスターになり、そこを起点にコミュニティを広げていきたいと思っています。

テレビ東京公式サイト「元祖!大食い王決定戦」
また、eスポーツの原点である「年齢差、体力差、性差を問わないスポーツ」を実現し、女性や高齢者、障害を持つ方々にもスポットが当たる仕組みを作りたいと思っています。そして「ゲームは時間の無駄、金の浪費」というネガティブなイメージを、「有意義な取り組み」というポジティブイメージに変えていきたいと思っています。なぜならばeスポーツはその哲学を持っているからです。そのためには業界上げて各社が協力してこれからの新ジャンルを作る必要があると思っています。
そのために、「モバイルeスポーツ」というキーワードの商標登録を取得しています。これは、自社で囲い込みたいわけでなく、「賞金イベント」は危うい側面もある事から、粗悪なサービスが出てきたときにジャンルごと潰されたくないからです。なので、今後は商標権利を協議会に移しジャンル名を皆で共有できる仕組みを作りたいと思っています。
加えて、オンライン完結型のモバイルeスポーツを考える場合、もう一つの深刻な問題がチート対策です。「賞金イベント」には我々が思っている以上の不正反応があります。ワンダーリーグの場合、プレイ時に氏名や銀行口座、電話番号などの登録が必要であり、これが匿名性を排除するのでチート被害は少ない。という仮説でスタートしたのですが、簡単に覆されました。
特に、十代のユーザーはチートに対して罪の意識が低いので連絡先がバレていようと構わずアタックしてきます。もし賞金付与後に不正発覚した場合は「万引き・窃盗」と同様な行為となり警察との連携といった最悪の事態になりかねません。ここでも、健全なジャンルを育成するために啓蒙活動と悪質ユーザーの共有といった未然に防ぐための企業間連携が必要になります。
世界的に評価されている「eスポーツ」と、最も大きなゲーム市場である「スマホゲーム市場」との組み合わせであるモバイルeスポーツは必ずや大きな市場を生み出していきます。しかも、このムーブメントは海外でのニーズに対応出来る、数少ないゲームビジネスの新しい取り組みとなります。来たる2016年は、「ニコニコ闘会議」や「モンストグランプリ」といったメジャーな舞台での高額賞金イベントの開催がブースターとなりモバイルeスポーツ元年になることでしょう。
最後に モバイルeスポーツ協議会設立にむけて
ゲーム会社の方々、ポイントや電子マネー(現金に変わる価値)をお持ちの方々、プラットフォーム運営の方々、周辺ビジネスを展開されている方々、そしてeスポーツというグローバルな視点でゲームジャンルをともに作っていこうとする企業様、是非接点を探らせてください。
モバイルeスポーツ協議会設立準備室を立ち上げたく思っております。関連ビジネス全てがビジネスメリット享受するために新ジャンル、新プラットフォームを立ち上げるべく協業先を探していますのでどうぞよろしくお願いします。
是非、関心のある方は北村宛にメールを頂ければ幸いです。
victory@wonderleague.co.jp
弊社案内 http://wonderleague.co.jp
株式会社ワンダーリーグ
代表取締役社長兼
初代チェアマン
北村勝利