任天堂は、平成28年3月期第2四半期決算〔日本基準〕(連結)を発表しました。平成28年3月期第2四半期の状況について、ニンテンドー3DSでは、前期にハードウェアの新しいラインアップとして、Newニンテンドー3DS及びNewニンテンドー3DS LLの新色展開を実施。引き続き販売を伸ばし、ハードウェア全体の販売台数は228万台となっています。ソフトウェアは、『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』の販売本数が202万本のヒットとなったほか、国内では『リズム天国 ザ・ベスト+』『ファイアーエムブレムif 白夜王国・暗夜王国』『ポケモン超不思議のダンジョン』といった幅広いジャンル展開を実施。サードパーティータイトルのミリオンセラーもありました。海外では、前期に発売した『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』などの定番タイトルが堅調に推移。ソフトウェア全体の販売本数は1,920万本となっています。Wii Uでは、9月に全世界で発売された『スーパーマリオメーカー』が188万本と好調なスタートを切ったことに加え、5月に発売した『スプラトゥーン』が242万本のヒットとなりプラットフォームの活性化に貢献。ハードウェアの販売台数は119万台、ソフトウェアの販売本数は1,237万本となっています。amiiboでは、新たに投入されたカード型のamiiboが良い出だしとなったことに加え、フィギュア型のamiiboが強い勢いを保ち、販売は引き続き好調とのこと。これらの状況から、平成28年3月期第2四半期 連結業績は以下のようになりました。◆平成28年3月期第2四半期 連結業績【期間】平成27年4月1日~平成27年9月30日※()内%表示は、対前年同四半期増減率■売上高:2041億8200万円(19.1%)■営業利益:89億7700万円■経常利益:164億3600万円(△25.9%)■親会社株主に帰属する四半期純利益:114億6600万円(△19.8%)◆連結販売実績■レジャー機器(ハードウェア):1030億200万円■レジャー機器(ソフトウェア):1004億6200万円■その他(トランプ・かるた他):7億1600万円◆連結販売数量及びタイトル数【期間】平成27年4月1日~平成27年9月30日【ニンテンドー3DSシリーズ】■国内・ニンテンドー3DS LL:1万台・Newニンテンドー3DS:16万台・Newニンテンドー3DS LL:60万台・ソフト:912万本(タイトル数:50本)■米大陸・ニンテンドー3DS LL:11万台・ニンテンドー2DS:9万台・Newニンテンドー3DS:5万台・Newニンテンドー3DS LL:50万台・ソフト:548万本(タイトル数:29本)■その他地域・ニンテンドー3DS LL:3万台・ニンテンドー2DS:8万台・Newニンテンドー3DS:20万台・Newニンテンドー3DS LL:36万台・ソフト:460万本(タイトル数:32本)【Wii】■国内・ハード:0・ソフト:15万本(タイトル数:1本)■米大陸・ハード:0・ソフト:196万本(タイトル数:4本)■その他地域・ハード:8万台・ソフト:197万本(タイトル数:7本)【Wii U】■国内・ハード:32万台・ソフト:205万本(タイトル数:10本)■米大陸・ハード:55万台・ソフト:669万本(タイトル数:15本)■その他地域・ハード:31万台・ソフト:364万本(タイトル数:16本)※ニンテンドー3DSソフトの販売数量及びタイトル数は、ニンテンドー3DSカードソフト(パッケージ版及びダウンロード版)の数量です。※Wiiソフトの販売数量及びタイトル数には、バーチャルコンソール及びWiiウェアの数量を含みません。※Wii Uソフトの販売数量及びタイトル数は、Wii Uディスクソフト(パッケージ版及びダウンロード版)の数量です。※各ソフトの販売数量実績は、ハードに同梱して販売した数量を含みます。◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆今後の連結業績に関して、ニンテンドー3DSでは、10月に全世界で『ゼルダの伝説 トライフォース3銃士』を発売するほか、『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』を12月に日本と欧州で、『ポケモン超不思議のダンジョン』を11月に米国・来年初頭に欧州で発売予定。サードパーティーからも複数の有力タイトルが発売予定となっており、ニンテンドー3DSのより一層の普及を目指すとしています。Wii Uでは、好調に推移している『スーパーマリオメーカー』と『スプラトゥーン』の話題性を維持させ、年末商戦に向けてさらなる販売拡大を目指します。また、amiiboを使って遊ぶ『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』を11月に全世界で発売するほか、『マリオテニス ウルトラスマッシュ』『スターフォックス ゼロ』などの新作ソフトが順次発売予定となっています。ラインアップが充実してきているamiiboでは、『どうぶつの森 amiiboフェスティバル』の発売に合わせて、11月より『どうぶつの森』シリーズのフィギュア型のamiiboを展開。日本では『どうぶつの森』シリーズのカード型amiibo第2弾を10月に発売するなど、さらなる販売拡大を目指すとしています。また、これまでに新情報がほとんど出ていない、5月に発表された同社のゲームやキャラクターなどのIPを活用したスマートデバイス向けのゲームビジネスを今年から新たに展開することについて、特に予定変更などは告げられず、「スマートデバイス向けゲームアプリの配信開始を予定している」としています。
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