Nintendo Switchを紹介する初公開映像に登場した人物にティーンや大人が多かったことから、「ターゲット層をどうみているのか」という質問に対して君島氏は、任天堂が掲げている基本戦略となる「ゲーム人口の拡大」は、Nintendo Switchにおいても変わることはないとし、子供も含めた幅広い層に提供していきたいと返答。
続いて、「Wii Uの反省をどう活かすのか」との発言には、まだNintendo Switchの仕様などを話せる段階ではないためWii U との違いを説明できないとしながらも、「切り替える」という特徴的な要素から得られる娯楽体験がWii Uと大きく異なると説明。そして価格に関しては、「基本的に赤字で発売するつもりはない」「お客様の当社製品に対する期待値などを加味して(価格を考えて)いきたい」としています。
Nintendo Switchとスマートデバイスの連携に関しては、他の仕様と同様に現時点では詳しく話せないとし、My Nintendo(マイニンテンドー)と Nintendo Switchの連携を改めて述べるに留まりました。また、今期中にNintendo Switchを200万台出荷するという見通しについて、11月に発売されたWii Uが翌年3月までに350万台弱を出荷した件を踏まえた上で、「Nintendo Switchは、期末に当たる来年3月に発売予定で、単月のみの出荷になるという点を考慮しますと、200万台という数量はそれなりに意味があると思います」と答えました。