Rockstar Gamesを子会社に抱えるテイクツー・インタラクティブが、『グランド・セフト・オート サン アンドレアス』など旧作『GTA』シリーズのModプロジェクトのDMCA申請・削除を始めているようです。
人気Modを含む多数の削除が始まっているようで、2005年に初めて公開された『GTA III』を『GTA: VC』で再現するトータルコンバージョンMod「GTA: Liberty City」や、『GTA III』『GTA: VC』『GTA: SA』『Manhunt』『Manhunt 2』『BULLY』といったタイトルのマップを1つの巨大マップに統合する「GTA Underground」といったModがDMCAテイクダウン通知によって削除されました。
大手Modコミュニティサイト・ModDBのエディター兼コミュニティマネージャーDavid Driver-Gomm氏はTwitterで、ModDBがテイクツーにコンタクトを取り削除ではなく別の解決策を見つけるために対話をすることを提案したそうですが、テイクツーが拒否したことを明かしました。ModDB側は削除を余儀なくされたほか、同氏は今後もDMCA申請によって削除される可能性があるため、「慎重に行動するように」とModコミュニティに対し注意を促しています。
本記事執筆時点に至るまで、Rockstar Gamesおよびテイクツー・インタラクティブから公式声明は発表されていません。