
7月に電撃発表されたValveの携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」ですが、同社のオフィスにて海外メディア向けの体験会が行なわれたようでYouTubeにハンズオンプレビュー映像が続々と公開。操作の感触から『DEATH STRANDING』や『CONTROL』も含む実際のゲームプレイシーン、他社携帯ゲーム機とのサイズ比較など、多くのゲーマーの興味を引く内容となっています。
多くのメディアで本体は想像より大きいとしつつも手にしっかり馴染むとしています。またバッテリーの消耗の速さが指摘されており、The Vergeは約1時間半でほとんど電池切れになっていたと報告しています。
公式サイトではバッテリーの駆動時間について「大抵のゲームで数時間のプレイが可能です。ゲームストリーミング、小規模な2Dゲーム、Web閲覧のような軽い使用の場合、最大最大バッテリー寿命の約7~8時間の使用が期待できます」と記載。今回の体験感で用いられた本体は最終品質のビルドではないとのことですが、要求スペックの高いゲームを長時間遊ぶのには向いてないかもしれません。
それでもSteamユーザーにとって非常に気になる「Steam Deck」は、2021年12月よりアメリカ、カナダ、欧州連合、イギリス向けに出荷予定。その他の地域では2022年に出荷予定です。価格はストレージ容量と付属品の違いで399ドル、529ドル、649ドルの3種が用意されています。