KADOKAWAは、2021年10月29日に開催された取締役会にて中国テンセントグループとの資本業務提携に係る契約を締結したと発表しました。
プレスリリースによると、中国テンセントグループの中核会社Tencent Holdings Limitedの子会社であるSixjoy Hong Kong Limitedおよびテンセントジャパン合同会社を通じ、提携契約を決定したもの。KADOKAWAが第三者割当増資により発行した普通株式4,862,200株をSixjoy Hong Kong Limitedが引き受け、約300億円の資金を調達する形です。
KADOKAWAとテンセントグループは、これまでもKADOKAWAがIPを持つ電子書籍、アニメ、ゲーム作品などの中国向け配信で協業していました。今回の提携では両社間の資本面だけでなく、アニメやゲーム分野の取組強化を図り、中国を含む世界市場を見据えた「グローバル・メディアミックス」戦略を推進するのが目的。アニメ作品への共同出資や、アニメ作品のゲーム化の共同開発などが行われます。
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