気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Con Artist Games開発、PC/海外PS5/PS4/XSX向けに11月16日に正式リリースされた終末ゾンビサバイバル『The Last Stand: Aftermath』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、ゾンビウイルスに感染してしまった生存者となり、身体が変異していく中で新たな能力を発見しアンデッドの大群に立ち向かうゾンビサバイバル。仲間の生存者のために刻々と変化する街並みを探索し、新たな道具や武器、治療薬を作るための材料を確保します。日本語にも対応済み。
『The Last Stand: Aftermath』は、2,570円で配信中（Steam）。
――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか？
Chris Condon氏（以下Chris）こんにちは。Con Artist Gamesのゲームディレクター、Chris Condonです。今まで遊んだ中で一番好きなゲームは『Team Fortress 2』ですね！
――本作の開発はなぜ始まったのですか？
Chris私たちは過去6年間、マルチプレイヤーゲームの開発を行っていたのですが、以前はシングルプレイヤーのゲームを作っていたこともあり、我々のルーツに一度立ち戻る必要があるのではないかと思ったのです。前作から11年経っていることもあり、本シリーズを復活させるのにはとてもワクワクしました。
――本作の特徴を教えてください。
Chris本作において、プレイヤーはゾンビアポカリプスの生き残りとなりますが、すでにウイルスに感染しており、死までの時間は残りわずかしかありません。そのため、プレイヤーはランダム生成された世界に飛び出し、自分がゾンビになってしまう前に、コロニーのみんなを助けるために様々なことをするのです。
――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか？
Chris主にゾンビゲームやゾンビ映画のファンの方にプレイしていただきたいですね。しかしローグライクのファンの方たちにも、新しくユニークな作品となっているのではないかと思っています。これら2つのジャンルの入門にも、本作は良いのではないでしょうか。
――本作が影響を受けた作品はありますか？
Chrisもちろんです。ジョージ・ロメロ監督のゾンビ映画「ゾンビ」、そしてダニー・ボイル監督の「28日後…」からは大きな影響を受けていますし、ザック・スナイダー監督による、「ゾンビ」のリメイク作品「ドーン・オブ・ザ・デッド」の影響もありますね。ゲームですと『Death Road to Canada』『Dead Cells』そして『Hades』といったローグライクゲームからも大きな影響を受けました。
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか？
Chrisそれほどありませんでした。私たちは開発者2人の小さなチームですし、作業はすべてリモートで行っています。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか？
Chrisはい！ぜひやってください。皆さんのゲームプレイを見てみたいです。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Chrisすでに日本のプレイヤーの皆さんから興味を持っていただいており、めちゃくちゃ嬉しいです。日本の方々にもやっと手を取っていただけ、そして皆さんの母国語で本作を提供できるというのは、素晴らしいことだと思っています！
――ありがとうございました。
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。
