『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズで知られるデベロッパーGSC Game Worldは、ウクライナ支援のために開催されたチャリティセールが80万ドル(日本円で1億円以上)の売上があり、購入者に対し感謝を表明し、ウクライナ支援財団「Come Back Alive」へ全額を寄付することを公式Twitterにて発表しました。
チャリティセールは現地時間4月11日まで『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズや『Cossacks』シリーズなど最大80%オフになるなどSteam、GOG.com、Humble Store、Fanatical、Green Man Gaming、GamerGateにて行われていました。
集まった支援金は手数料と税金が引かれたのち全額を、2014年に設立されたウクライナ支援組織「Come Back Alive(生きて還る)」へ寄付するとのこと。この団体は専守防衛のための各種装備をウクライナ軍へ提供するもので、決して人を殺傷する爆弾や重火器などの購入には使わない、としています。
ロシアによるウクライナ侵攻は、各デベロッパー、パブリッシャーに様々な影響を与えていますが、GSC Game Worldも例外ではなく、期待作『S.T.A.L.K.E.R.2』の開発中断や『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズのロシア国内での販売停止などの対応に迫られています。